ドンナグラムール バイ ラファエレ・ボリエロとは
有名メゾンで経験を積み、現在オリジナルブランド“レクイエム”を手がけるデザイナー、ラファエレ・ボリエロ氏がショップチャンネルとコラボレーションしたブランドです。
ドンナグラムール バイ ラファエレ・ボリエロ ファー&ラムレザー 七分袖コート
素材:
<表地>=(身頃)カルガンラム、(袖口・裾部分)ブルーフォックス、(皮革部分)羊革
<裏地>=ポリエステル100%
縫い目から毛出しを行ない、綺麗な表面に。
袖口と裾の接ぎ目(カルガンラムとブルーフォックスの接ぎ目)にはラムレザーのパイピングを用いてすっきりと仕上げました。襟とポケットにはラムレザーを使用し、スタイリッシュな印象を演出。
袖口と裾にはラムレザーとブルーフォックスをテープ状に接ぎ合わせており、縦の接ぎ合わせのため動きが出て綺麗です。
上質なラムナッパ(仔羊のなめし革)を使用しており、着用を繰り返すことで深みのある光沢感が生まれます。
光沢感のあるブルーフォックスが、高級感を醸し出しています。
毛足、光沢感の違うリッチな素材を組み合わせて、独特の世界観をつくり出しています。3素材の裁断だけでも約4時間かかり、裁断から縫製・仕上げまでには2日半を要しました。
3種類の素材はそれぞれ厚みや伸縮性が違うため 微妙な調節を行ないながら製作。細かい部分までつくり込んでいるため、高級感があり完成度の高いコート。
2005年に立ち上げた自身のブランド“レクイエム”は、構築的かつ遊び心のあるデザインで、ヨーロッパを中心に高い評価を得ています。
欧米でも人気素材の、柔らかい巻き毛が特徴のカルガンラムをメインに使用した、シンプルなラインで美しいシルエット。
2013年春夏コレクションより、“レオナール”のクリエイティブディレクターに就任しました。
“休日に都会を離れて郊外に行く時のお洒落な装い”をテーマに、表地に3種類の高級素材を使用した、エレガントで洗練されたコートです。
見返しにラムレザーをあしらうことで、お肌にファーが当たらないよう配慮。毛先をカットしないよう、丁寧に裁断を行ない、縫製の際にも毛足を巻き込まないよう注意しながら縫い合わせています。
それぞれの素材を最大限に活かしてデザインされた、お洒落なアイテム。
ラファエレ・ボリエロ氏は、“バルマン”、“グッチ”、“ソニア・リキエル”、“イブ・サンローラン”など、名だたる老舗ブランドでキャリアを積んだ実力派デザイナー。
袖口と裾のブルーフォックスはボリュームが出すぎないよう、ラムレザーと接ぎ合わせて縦のラインをつくっています。
カルガンラムは原皮を約2.5枚、ラムレザーは原皮を約3.5枚使用しています。
ブルーフォックスも同様の作業が必要になり、毛足の短いファーと比べると2倍以上の時間が必要です。
袖口と裾には毛量のあるゴージャスなブルーフォックスを用いています。
独特の巻き毛が特徴のカルガンラムは、裁断と縫製に時間を要します。
コメント 0